AzureOpenAIとは
Azure Open AI Serviceは、Microsoft Azureのクラウドプラットフォーム上で提供される、OpenAI社の人工知能（AI）サービスです。
Azure Open AI Serviceを利用することで、GPT-3やChatGPTなどの自然言語処理モデルをAzureプラットフォーム上で利用できます。
Azure Open AI Serviceは、AI技術やデータサイエンスのスキルや知識を持たないシステム開発者でもアプリケーションを構築できるサービス「Azure Cognitive Services」の一部に組み込まれています。
Azure Open AI Serviceは、従量制の課金モデルとモデルごとの単価により、コストの最適化を実現しています。
申請が必要であり、申請審査では、ドメイン情報と所属組織の情報がチェックされます。
また、Azure Open AI Serviceでは、セキュリティ面や管理機能に関してOpenAIのAPI（エンドポイント）と違いが見られます。
Azure Open AI Serviceでは、ユーザーは「Azure Open AI Studio」の操作環境にて、OpenAIの言語モデルを使用することが可能です。
SaaSではなくAPIとして提供されており、認証には「Azure Open AI API KEY」もしくは「AzureAD」が必要です。
AzureOpenAIの構築手順と注意点
Azure OpenAIは、Microsoft Azure上で実行されるオープンソースの人工知能（AI）プラットフォームです。
Azure OpenAIを使用するには、Azureポータルからリソースを作成して、モデルをデプロイする必要があります。
以下の手順に従って、Azure OpenAIを構築できます。
- Azureポータルにログインし、Azure OpenAIリソースを作成します。リソースの作成には、申請が必要な場合があります。
- リソースを作成したら、Azure Open AI Studioにアクセスして、モデルをカスタマイズします。
- モデルをカスタマイズしたら、モデルをデプロイして使用できるようにします。
注意点としては、Azure OpenAIは無料枠が存在しないため、使用料金が発生することです。また、モデルのトレーニングやチューニングには多くの時間と労力が必要であることも留意してください。
以下の記事を初期構築手順についての参考にしてください。
詳細情報:
まとめ
Azure Open AI Serviceは、Microsoft社のクラウドサービス「Microsoft Azure」において、
OpenAIが手掛けるオープンソースのAI（人工知能）を利用できるサービスです。
Azure Open AI Serviceは、AI技術やデータサイエンスのスキルや知識を持たないシステム開発者でもアプリケーションを構築できるサービス「Azure Cognitive Services」の一部に組み込まれています。
機械学習に関する知識不要で、AIモデルをアプリケーションへ組み込むことが可能で、質問応答やテキスト要約、ドキュメント翻訳など多くの自然言語処理（NLP）タスクを実行できます。
Azure Open AI Serviceは、自社サービスの強化や、社内チャットボットの構築といった用途で使用でき、
業務効率化や生産性の向上といった効果が期待できます。
ただし、Azure Open AI Serviceを利用するためには申請が必要です。